新石川県立図書館見学会を開催しました。
令和4年11月20日(日)10時より、SNSや地元新聞等で話題の新石川県立図書館見学会を開催しました。
支部として3年ぶりの活動で、新型コロナ第8波が拡大してきたこともあり、参加人数が少ないのではという不安もありましたが、会員ご家族合わせて13名の参加をいただきました。
建物の説明は、この図書館の建築工事の総括担当であった石川県土木部営繕課の矢尾課長補佐にしていただきました。
令和4年7月にオープンしたこの図書館は、閲覧室が円形劇場のようにすり鉢状になった特徴的な形状で、鉄骨構造でありながら木の仕上をふんだんに使っているため、温かみのある重厚な雰囲気を醸し出しています。
円形の閲覧室では階段やスロープを使って移動しますが、自分のいる位置を把握しやすくするために、方角ごとにエリアの色を設定し、その色は九谷焼で使われる「加賀五彩」を採用しています。
閲覧室の他にだんだん広場というホールや、調理室、3Dプリンターを備える工作室があるほか、静かに本を閲覧するというのが常識である閲覧室は、おしゃべりができたり、飲み物を飲んだりすることが可能で、文化交流エリアでは食事までできるというこれまでの静かな図書館のイメージ覆すものとなっています。
見学当日も朝早くから、本を読む人、自習する学生、ジビエフェアに訪れる人などたくさんの利用者がいました。
説明を聞きながら迷路のような館内を巡り、質問も次々と飛び出しましたが、的確に説明していただき、参加者皆さんがこの図書館を深く知ることができたようです。
今回参加できなかった会員の皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
<石川県立図書館HP>
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/
以上