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埼玉県中央支部:防災講演会を実施しました。

校友会埼玉県中央支部:ZOOMによるオンラインの防災講演会を開催しました。

 2022年12月4日(日)14時より、さいたま市防災アドバイザーの防災士、加倉井誠氏をお招きして、『命を守るために、大規模災害の実例から考える』と題してZOOMによるオンラインの防災講演会を開催しました。

講師の加倉井誠氏は、東日本大震災の支援をはじめ各地の災害に、直接出向いて支援と情報取集をされております。

各地の災害を例に、避難所での生活・プライバシー・熱中症・コロナだけでなく様々な感染症・詐欺や泥棒の問題や、駆け付けてくれるボランティア、支援物質の受け入れ体制などについて話がありました。また、行政の危機管理体制ついての重要性を教えていただきました。

我々の日頃の防災の備えとして、インフラが止まった際に水や電池がとても重要であること、自分の地域の避難場所を知っていること、また知っていたとして、浸水域の学校は避難所に使えず、遠隔地の学校に避難となるので、浸水域に該当しない、より広域の避難場所を知っておくことが重要だそうです。

支部のある埼玉県では、イツモ防災というHPがあり、防災は、特別のこと「もしも」としてとらえるのではなく、「いつも」の生活の中で気を付けてくださいと教えていただきました。

講演後の質疑応答では、加倉井氏が実際に困っていること、直下型地震が起きたら、何をすれば良いか、また、備蓄しておくものは何が良いかなど、具体的なことも教えていただきました。

また、加倉井氏は海外との交流もあり、ウクライナ支援をされているポーランド在住の日本人についても教えていただきました。

 実際に現地に足を運び見て来られた事、災害で何が起き、それにどう備えるかなど、ニュースや新聞では報道しきれない貴重なお話を聞かせていただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。