『草加宿歩き』について(10/1)
埼玉県中央支部では会員親睦のため草加宿歩きを開催しました。
コロナで順延していたため、やっと開催できたといった感じです。
天気の心配がありましたが、当日は、曇り空で予定通り開催できました。
東武伊勢崎線、草加駅東口前集合でしたが、参加者の皆さん(12名)が早めに集まりましたので、スケジュールを前倒しにしました。
案内人の会のガイドさんから、見学ルート、ガイド時の注意事項について話があり、さっそく出発しました。
歩いてすぐ、旧街道に面した町屋建築の代表的建物である藤城家を外から見学し、市立歴史民俗資料館に入場しました。
この建物は、大正15年、建造の県内最初の鉄筋コンクリート造りの校舎(元草加小学校)で、国の登録有形文化財になっています。
館内には、歴史資料や民俗資料が約2700点収蔵されていて、そのうち約150点が常設展示されているそうです。
係員の方から草加宿街全体のミニチュアモデルを見ながら、草加宿の歴史について説明をしていただき、こちらの質問にも丁寧に答えていただきました。
トイレ休憩の後、資料館近くの東福寺(真言宗)を見学しました。
山門と鐘楼の彫刻は見学できましたが、残念ながら、本堂内の彫刻は見学できませんでした。境内ある塔身上に酒樽を乗せた金玉道士を見学しましたが、皆さんその名前で盛り上がってました。
東福寺見学後、草加宿の町屋建築の姿を今に伝えるとして、国の登録有形文化財(建築物)に登録されている久野住宅店舗の前を通り、草加せんべい発祥の地碑、松尾芭蕉像などを見て、ガイド終了地点の札場河岸公園に到着しました。
ガイドさんにお願いして、矢立橋を背景に参加者全員の記念写真を撮ってもらいました。 ガイドさんが帰られた後は、自由に見学となりました。
札場河岸公園には、望楼など多くの観光スポットがあり、各自、自由に散策を楽しみました。その後、参加者の一部はバスで草加駅へ、残りは、徒歩で駅に向かいました。
駅前で合流し、予約しておいた店で昼食をとりながら歓談しました。
草加は、駅前からの徒歩圏内に多くの観光名所があり、素晴らしい街だと思いました。
今様本陣まつりで混雑している場所もあり、小雨も少し当たりましたが、猛暑が続く中、歩くには最適でした。
今回の企画を考えていただいた松村様ありがとうございました。