岡崎市産木材を活用した学生・建築デザインコンペ2024の最終審査で工学院大学建築学部のチームTeamひろゆきが最優秀賞を受賞
11月23日(土)岡崎市及びNPO法人都市の木質化プロジェクトが保育園建替に伴い、岡崎市の木材を活用した建築のデザインコンペを実施しました。審査委員長に計画・環境建築代表取締役会長の杉本洋文氏をはじめ、京都大学の小見山陽介講師、山田憲明構造設計事務所の山田憲明氏など著名な建築家や構造デザイナーを審査員の中に、工学院大学校友会愛知県支部長でもある河崎が竹中工務店木造・木質建築推進本部として審査を行いました。全国から14作品の応募があり、10月末にWEBで6作品絞り、11月23日に模型を前にプレゼンテーション及び質疑応答などを行い、最優秀賞と優秀賞を選出しました。最優秀賞に選ばれたのは、登録名「Teamひろゆき」の、工学院大学建築デザイン学科伊藤博之研究室のメンバー、M2黒川朋希さん、M1石垣瑞穂さん、前田由佳さん、B4中野澪さんのチームでした。学生作品は実際のプロポーザルのような高いレベルで、リアルな模型、CGを活用した説明でコンセプトも明確に、木材を活用した魅力ある建物構成や空間を創り出していました。審査員にはチーム名だけでどこの大学かも知らされずに、表彰の後で工学院大学と知らされ学生さんと会話ができました。この学生コンペは、岡崎の森での体験、保育園現地でのヒアリングそして最後のプレゼンテーションと3回も岡崎の地に出向くハードルの高いものでした。多くの時間を割いてこのコンペに取り組んでいただき学生の皆さんには感激しています。まためでたく最優秀賞を取ったメンバーにはこれを学生時代の代表作品としていただき、大学卒業後もいろいろな社会の中でつながりが持てることを期待します。