支部長あいさつ
校友の皆さまへ
はじめまして。2025年6月より埼玉県西支部 支部長を務めております久慈英樹です。
埼玉といえば、かつて「ダサい埼玉」と揶揄された時代もありました。しかし今、私たちはそのイメージを地域の魅力と校友の多様性を活かした「多彩な埼玉」への進化を目指しています。埼玉西地区は秩父など自然にも恵まれていますが、一方で我々技術系に取って、東武東上線では和光市に理化学研究所の本部があり、最先端の科学技術研究が行われている地域であります。また西武線の所沢市では、航空公園や防衛医科大学など、科学・医療・航空分野の拠点が存在し、それらを支える技術者の多くいる地域であり、工学院の卒業生も多く活躍している地域でもあります。
その中で、時代の変化と共に、埼玉県西支部を取り巻く環境は大幅に変化しており、特に校友会員の高齢化・参加者の減少に歯止めがかからない状況であります。
また、校友会への期待も変化しており、仕事に従事している現役世代は、人脈形成・キャリア支援・地域との仕事などの接点を校友会に求め。一方で退職され第二の人生を歩められた校友は、生きがい・趣味や学び直し・社会貢献などを校友会に求められ、校友の皆様の期待に応えられるのが難しい時代になって来たように感じております。その中、校友会の目的である①親睦と連携②学園支援につながるように、埼玉県西支部を「懐かしさ」だけでなく「今を楽しむ場」へと変えていくことが私たちの挑戦であると認識しております。
今後は全国の皆さまとも、情報交換や合同企画を通じて、校友会の可能性を広げていければ幸いと考えます。「多彩」へのご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。
~埼玉県西支部長 久慈英樹
