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長野県支部 支部長からのご挨拶

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支部長あいさつ(金井浩三)

                                  長野県支部長 金井浩三

私は、昨年4月1日付けで、前任の友野 稔様の後任として長野県支部長に指名されました金井浩三でございます。支部長に就任以来すでに1年が過ぎておりますが、残念ながら新型コロナ感染拡大のため未だに、長野県支部としてご報告できるような活動が出来ておりませんし、数名の役員の方々以外の支部会員の皆様にご挨拶ができておりませんので、この場をお借りして、ご挨拶させていただきます。

先ず、簡単に自己紹介させていただきます。

1972年3月 工学院大学電子工学科を卒業し、同年信州大学医学部文部教官として生理学教室で生体の循環調節機能に関する電気生理学的研究、および医学生や看護学生の教育に従事、工学院大学で学んだ電子工学の知識を生かし、1981年医学博士号を取得することが出来ました。その後1981年12月より、米国テキサス大学医学部、及びカナダ カルガリー大学医学部に留学し、2年間研究を続けました。そして帰国信州大学に復職し、1989年には信州大学を退職し、ドイツに本社があります製薬メーカーの日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社に勤務し、多くの医薬品の開発および日本での新薬登録上市に携わることが出来ました。また、厚生省(現厚生労働省)の安全性薬理研究班の班員として、日米欧三極の医薬品の安全性ガイドライン作成のためのExpert Working Groupで、日米欧で開催された国際会議にも参加し、当該ガイドライン作成に関わり貴重な経験をしました。また製薬メーカー在籍中は、医薬品のマーケティング、ライセンシングも担当しました。その後は、出身であります松本に戻り、地域の中核病院に勤務し、医師の卵である研修医の研修、また医薬品の臨床試験・研究にも携わりました。現在は、産婦人科病院で、不妊症治療に対する中濃度酸素投与の効果についての生理学的研究に従事しております。

現在は、新型コロナの感染が終息していないため、支部活動も思うように出来ず、役員の皆さんとも悩んでおりますが、このような状況でも可能な活動を検討して、何とか長野県支部を盛り上げ、校友会活動に少しでも貢献出来ればと考えておりますので、皆様のご協力とご支援をよろしくお願い致します。

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