支部報告会開催の案内(7/6)
工学院大学校友会2025年度埼玉県中央支部報告会のご案内
拝啓
校友の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2025年度の報告会を下記の通りに開催致しますので、ご案内申し上げます。
報告会終了後に吉田直人准教授による講演会を予定しております。内容は学生プロジェクトの一つである「VRプロジェクト」の活動で、国内最大規模の学生VRコンテストで高い評価を得ており、現在開催中の大阪万博にも出展されます。是非ご出席ください。
敬具
記
◆開催日 2025年7月6日(日)
◆場所 浦和コミュニティーセンター第6集会室 (JR浦和駅東口駅前パルコ コムナーレ10階)
・受付開始 14時00分
・報告会 14時30分~15時10分
・講演会 15時20分~16時20分
題目「学生たちが創る“未来の体験” 〜VRプロジェクトと万博出展への挑戦〜」
講師 吉田 直人 准教授 工学院大学 情報学部情報デザイン学科
・懇親会 17時00分~19時00分
「魚や一丁浦和店」 浦和駅東口徒歩1分 048-887-1208
・会費5,000円(懇親会費として) ※報告会並びに講演会の参加は無料。
出席の可否につきましては6月25日(水)までに① 出席の可否 ②所属同窓会 ③卒業年度 ④氏名
⑤懇親会参加の可否を下記 メール アドレスまで送信下さい。
埼玉県中央支部支部長 徳田博文
E-mail:saitama-chuo@kogakuin.or.jp
2025年7月6日(日)工学院大学校友会2025年度埼玉県中央支部報告会〈補足資料〉
【講演会について】
◇講師:吉田直人 准教授 工学院大学 情報学部情報デザイン学科 工学院大学VRプロジェクト顧問
◇題目:学生たちが創る“未来の体験” 〜VRプロジェクトと万博出展への挑戦〜
◇講演内容:
本講演では、学生プロジェクトの一つであるVRプロジェクトの活動を紹介する。VRとは、専用のゴーグル型機器を頭に装着することで、仮想空間をあたかも現実のように体験できる技術である。本プロジェクトでは、重力の向きを自由に変えながら進む、不思議な立体世界を舞台とした体験型ゲームを開発しており、椅子の傾きや風の感覚なども再現可能な独自のハードウェアも設計・製作している。小型のUFOのような乗り物に乗り込み、パズルのような空間を探索する内容である。国内最大規模の学生VRコンテストに3年連続で出場し、毎年異なるコンテンツで挑戦を重ねてきた。その中で、この作品が初めて決勝に進出し、観客賞を受賞するなど高い評価を得た。プロジェクトの参加学生は当初数名だったが、現在では100名近い規模に成長し、蓄積された技術力を活かして、地域の交流施設や商業施設、企業等との連携によるVRアプリケーションの開発も進められている。その成果のひとつとして、2025年7月開催の大阪・関西万博への出展が決定している。本講演では、こうした学生たちの創造的な取り組みと成長の過程を振り返るとともに、万博における展示内容についても紹介する。
◇講師経歴
2017年関西大学大学院情報科学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て、2019年より名古屋大学未来社会創造機構ナノライフシステム研究所特任助教として、高齢者の身体機能および認知機能の両面を鍛える歩行トレーニングロボットの研究開発に従事。2022年より工学院大学情報学部情報デザイン学科助教、2025年より准教授、現在に至る。専門は認知科学およびヒューマンインタフェース。コミュニケーションロボットやバーチャルリアリティ(VR)を活用したインタラクティブな体験の研究に取り組んでいる。学生時代には体験型VR装置の設計・開発に関心を持ち、学生VRコンテストで総合優勝を含む多数の企業賞を受賞。作品は、アジア最大級の国際的CG・インタラクティブ技術の展示会においても発表された経験を持つ。
【工学院大学VRプロジェクトについて】※ホームページから。
◇団体名: 工学院大学VRプロジェクト ◇団体属性: 学生プロジェクト(学生団体)
◇設立: 2019年4月1日 ◇在籍人数: 105名(2025年3月31日時点)
◇概要:
活動は各チーム(大会チーム・メタバースチーム・VTuberチーム)に分かれて行っています。
・IVRCを始めとしたXRの様々な大会、および学術的集会へ積極的に参加しています。
・本学の高精度なモーションキャプチャを用いたVTuber活動を行っております。
・本学八王子キャンパスを仮想空間上に再現するデジタルツインも行っています。
・上記3つの活動で培ったノウハウを活かし、学園祭やオープンキャンパスなど学内イベント、学生天国など八王子地域でのイベント、大阪万博やけいはんな万博など全国規模でのイベントなど、学内外問わず様々な場所で活動しています。
・私たちは、急速に変化するXR分野の最新技術を追いながら、さまざまな技術に取り組み、世の中に影響を与え貢献し続けます。
以 上